広沢 潔氏の1アマ受験体験記

1アマ受験体験記
広沢 潔氏


私は30年前に2アマをとりましたが、最近無線を復活させた52歳の男性です。約1年前にある事をきっかけに
1アマに挑戦して3回目でようやく合格をてにする事が出来ました。

1. 1アマ挑戦のキッカケ

ある日、本屋で、<楽しくおぼえる1アマ攻略>という本が目に入り、パラパラめくっていくと、1アマが
取りやすくなり、チョット暗記するればとれると書いてあるであは有りませんか。ましてやガールスカウト
の人でも簡単にとれると書いてあり、ついついその本を買ってしまいました。
内容を読んでいくと、試験は択一式に変り、昔有った和文もなくなり、自分でも何とかとれそうに思えて、
1アマ試験挑戦を決めました。

2. 挑戦第一歩
まず、この本を完全に暗記すれば何とかなると思い、暗記を初めました。

(結果)
1 答えの理由が解らないと、どうしても覚えられない。難しい計算式や答えは覚えるそばから、忘れて
しまう。キルヒホッフの法則や交流回路の計算全然解らない。
2回程本をサーットやったら、試験1週間前になってしまった。
日曜日が試験なので、前の土曜日はほぼ徹夜状態で答えのみを覚える(択一式なら少し覚えていれば、
正解出来るだろうと、甘い考えの元にひたすら覚える)
試験会場に行く途中も答えのみを覚えつづけた。

(試験会場で)
皆さん、難しい参考書(手垢のついたものも有り)を広げておりわたしは攻略本のみ、恥ずかしくて
机の上に広げられず!!試験開始とともに問題を見た。結構やった問題もあったが、無線工学/法規
ともうろ覚え状態で全滅。

<通信術>
大昔に、1アマ通信術は合格した事もあり、反響音を考えて、カセットのヘッドホーン無しで、国試
テープにて練習後、受験。
良く聞こえる席を確保するために、1時間前に会場へ。おかげで前から4列目の、中央やや左寄りを確保。
とりあえず一安心。
試験開始。
昔から大文字で書いていたので練習は筆記体に直して練習していた。しかし書き始めたら、緊張のせいか
大文字で書き始めてしまった、途中から筆記体には直せず、そのまま続行。3分間がとてつもなく長い、
最後の30秒間は早く終われ末だか末だかと念じつつ必死で受験した。

(1回目試験結果)
通信術は、解らない所はとばす方式でのぞんだせいか、減点が少なく、かろうじて、科目合格。
工学/法規–全滅。。まあこんなもんかと半ば納得。

(2回目挑戦)
8月期試験の結果がでた後、10月頃より、再度12月に向けて勉強を開始。
やはり攻略本だけではダメだと思い、2冊目の参考書<第1級ハム教室>を購入。なかなか厚い本で、
内容も結構歯応えが有る。毎日通勤電車の中で(朝のみ約50分)かけ/週末は合計2-3時間の勉強体制
で本をやるがなかなか内容が理解出来ず。やるそばから忘れる何とか1冊をやり遂げる。
こんな状態で12月試験に突入。

<12月試験>
今回は、通信術が無いので、科目合格者組みの部屋で受験。なんとここでは結構<攻略本>を広げる人
があちこちにいるでは有りませんか。安心すると共に、逆に<攻略本>ダケの人はやはり筆記試験は
落ちたのかなと変に納得した。

–結果–
法規は完璧の出来だった、しかし工学は、この頃より新問題らしきものが何問か出てきて結構やばそうな
状態。
試験管いわく、数年前までは合格率が30数パーセントだったが、最近の合格率は25パーセント位になって
きたと話された。これも<攻略本>本対策で、試験傾向が少し変ったせいでしょか?

その後、本掲示板を知る。なんと回答が出ているでは有りませんか。
自信があまり無かったので、回答合わせをしようか、止めようか悩みましたが、結局、誘惑に勝てずに答え
あわせをしてしまった。

結果–法規85%位、工学67%  ダダダ、ダメでは有りませんか!!!
それでもなにかの間違いで、ひょっとしたら採点間違いで(有るわけないですよね/マークシートですから)
と結果の葉書を見たがやはり3文字でした。

(3回目挑戦)
気分を変える為に、新しい参考書、<第1級・第2級アマチュア無線技師国家試験用/解説無線工学>を
購入やり始める。
この本は野口OMがかかれた本で、最高に易しく解りやすく書かれている。

最高に苦手だったキルヒホッフの法則など、電流の向きは任意で定めて良いとかかれており、この電流の
向きが全然理解出来なくて困っていた私は目から鱗がとれる様にキルヒホッフの法則が出来る様になった
(もっとも得意な問題に変身したが、結果的には私の受験中1回も出なかった)
この本をやり始めてしばらくしてから、本掲示板で良くかかれている、いわえるカエル本を購入した。
結果的には3ヶ月の勉強期間中半分を参考書残りの半分の期間をカエル本をやった。何回も問題を繰り返
してやっているせいか最後には1週間位でカエル本を1冊やれる位になった。
尚、直前になって新しいカエル本が発刊されたの知って、買い直そうかまよったが、結果的には買わずに
試験に突入。

(3回目試験挑戦)
今回で晴海の受験も3回目で大ベテランである。(あまり自慢になりませんが)。やはり小教室で科目合格者
を集めて(約40名位でしょうか)始まった。前回より人数が少し少ない様なきがする。やはり前回のみんなは
合格したのでしょうか。
因に主任試験官は前回と同じ人で、ここで落ちると、今後又顔を会わせなければいけなくなり落伍者として顔
を覚えられそうでつらい。

(試験開始)
工学–予想外の回路計算で手間取り、気が付いたら相当時間が経過してあせる。問題も新問題も多く出題され
ているではないか。
八木アンテナのスタック利得の問題、電けん回路の問題、キュビカルクワッドの偏波面問題(普段はあまり
偏波面など意識していなくて水平か垂直か悩みました)、LUF/MUFのグラフの問題等少し知っていれば簡単
な問題なんだけれど知らないと、相当悩みます。
あんなこんなで、試験終了、かえりがけに、あやふやな所を採点してみたがほぼ全滅で最低の気分で帰宅した。

(その後)
今回も相当厳しそうだったので、答え合わせは出来ずに、結果通知の葉書を待つ。何と葉書は来たが郵便局の
読み取り機の問題で葉書が破られているではないか–縁起が悪い/いやな予感がする。しばらく息を整えて
開封合格の2文字が飛び込む。1年がかりでようやく合格した。

(雑記)
参考書の選択は後から思えば、
1, 攻略本(最初には取っ付き易い)
2, カエル本
の順番でよかったと思う。さらに必要に応じて<解説・無線工学>/<第1級ハム教室>を参考書として使えば
より効率的な勉強が出来たと思う。特に最近は基礎的な新問題が良くでるので参考書も有る程度目を通す必要
があると思う。

–昼食–
特に晴海受験の人。 昼休みに近くのホテル浦島のレストランで昼食を食べておりましたが意外に受験者の利用
が少ない。700-800園位でコーヒー付きで食べられるので、お薦めです。食後はゆっくりくつろいで参考書に目
を通せるので実に良い。コンビニで4-500円をかけて試験会場の近くで食べるよりゆとりがもてる気がします。


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