大舘 貴美氏  「通信士は海上通と航空通から攻略すべし」

第4級海上無線通信士を受験する際の留意点などが紹介されています。


平成元年から海上系にも1級から3級までの海上無線通信士の資格が加わりましたが、この第4級海上無線通信士は電話級無線通信士として存在していました。初めて通信士を受験される方はこの資格の試験科目にもありますが「電気通信術」、すなわち実技試験には不安がある事と思います.実技試験は頭で理解していても、なかなか体(耳と手)が動いてくれず、突破しにくいかもしれません。さらに総合系になると、モールス送信と受信がありますます厄介な物になってきます。ここでは試験科目の詳細とその留意点、そして今後、通信士の攻略方法を併せて記載したいと思います。 

試験科目は以下に述べる3科目です。 

〇無線工学:過去問題集の他に最近話題になった無
  線設備(例えばGMDSS等)をよく理解しておけば問題ないでしょう。電子工学の 初歩も出題しますので、併せて理解しておきましょう。 

〇法規:過去問題集をしっかり復習しましょう。 

〇電気通信術:和文電話のみなので、電気通信振興会から出版されているカセットテープ、そしてこのホームページに記載されている「あ から ん」までの発音と記号 の発音をしっかり練習しておけば問題ないと思います.速く覚えられるコツとしては「声にだして練習」しましょう。 

最後になりましたが、この第4海上無線通信士と並行に航空無線通信士の受験もお勧めいたします.この2つの資格で通信系の基礎を築き、第3級海上無線通信士を受験するのが一番いい方法と思っています.通信系の最初の関門ですが、気を抜かないで頑張っていきましょう。


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