大舘 貴美氏の合格体験記

受験者が少ないため出題内容がわかりずらい資格の一つです。大変貴重な体験記です。


レーダー級海上特殊無線技士合格体験記
大舘 貴美氏


海上級のプロ免許を受験しようと思い、日本無線協会のホームページで試験内容を閲覧してみると、陸上の時はなかった「電気通信術」という試験が書いてありました。
この「電気通信術」はアマチュアの時と同様、「モールス信号」の事を示しているんだと勝手に思い込んでいましたが、電気通信振興会の出版している過去問題集を購入して試験問題の概要をみると、国内電信級陸上無線技士以外の電気通信術の欄に「電話」と書かれていました。その頃この「電話」の意味がわからないのと、はじめて海上級を受験するので、「レーダー級海上特殊無線技士」を受験しようと思いました。
僕の場合、99年2月既に陸上系「第1級陸上無線技士」と「国内級陸上特殊無線技士」を受験して前者に合格できた経験から、是非今回も1回で合格したいと思い過去問題集をやっていました。さすがに海上級とあってか、レーダーの部分が陸上のときに無かったものが多数含まれており少々手こずりました。
問題集を何度も繰り返して、99年6月に広島で受験しました。ここで受験する前に更にびっくりしたのは、受験者数が殆んどいなかったという事です。(陸上の時は満員御礼に近い位いたのですが)
実際に受験してみると、過去問題集の内容を数値を変えて出題したものや、そっくりそのまま出題しているのが目立ちました。
試験結果が6月の下旬にきて、結果は合格でした。あとでわかった事ですが、「電話」とは通信表の和文と欧文を覚えておく必要という事でした。今度受験するときはもっと上級の「特殊無線技士」や「通信士」をめざしていきたいと思います。


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