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電気通信術 モールス試験について

情報提供:tonton 様

プロのモールスの試験は、電報形式で行われます。少々やっかいですが、しっかり理解して
おかなければなりません。
実際の試験は、次のように行われます。

最初に、マークシートが配られます。名前、受験番号、生年月日を記入し、該当する数字を
マークして提出します。
次に受信用紙が配られます。内訳は、和文6枚、欧文暗語5枚、欧文普通語6枚で、それぞれの
枚数のうち、1枚は練習用です。全ての用紙に受験する級、受験番号、氏名、ページを記入します。
ただし、練習用紙については、持ち帰りできますので、記入しなくてもかまいません。
ここでは、1総通と2総通を例にとります。3総通、国内電信も同じです。

1.和文
  まず、練習として、電報1通が流されます。
  @レンシュウ レンシュウ ダイ1キュウオヨビダイ2キュウ ワブン
  AHR HR 
  B・−・−・−
  C字数(本文の字数です)
  D発信局(「ニッポンマル チョウシムセン」というように、カナで送ら れてきますが、
   「ハツ 56」のように数字で送られてくることもあります。この場合、「ハツ」は、書き取りません。)
  E発信番号(数字で送られてきますが、発信局が数字だったときは、「タ ナ」を前置してきます。
   この場合、「タナ」は書き取りません。)
  F受付時刻(午前は「セ」、午後は「コ」、数字は略体を使用し、時と分 の間は、・−・−・−
   で区切ります。)
  G・−・−・−
  H名宛(電報の受取人の住所や船名、氏名が送られてきます。)
  I−・・−−−
  J本文
  K・・・−・

 ほかにも、種類、特別取扱、局内心得がありますが、実際の試験で送られてくることは、まず
 ないので、省略します。

 この時に、テープレコーダーの音量を調整します。席の移動も可能です。
 いよいよ試験です。

  シケン シケン
  5秒の間隔
  HR HR
  以下、練習のときと同じです。1枚の用紙に書き取れる本文の字数は60 字ですが、60字を
  超えるときは、・・−−・・と打ってきて、5秒の間隔 があきますので、この間に次の受信用紙
  を用意します。
  ・・・−・で1通目の電文が終われば、5秒の間隔をあけて、2通目の電 文を流してきます。
  このとき、HR HRは打たれません。・−・−・− から始まります。

  記入例を和文受信例1(21KB)和文受信例2(19KB)
(電気通信振興会の「和文練習帳」より)に示します。


2.欧文(暗語、普通語とも)

欧文受信用紙(23KB)は額表(Preambleの欄)と名宛(Toの欄) 本文(Textの欄)から構成されています。

  @レンシュウ レンシュウ ダイ1キュウオヨビダイ2キュウ オウブン アンゴ
   (または、オウブンフツウゴ)
  AHR HR
  BNR
  C額表(「Preamble」の欄に書き取ります。)
  D−・・・−
  E名宛(「To」の欄に書き取ります。)
  F−・・・−
  G本文(「Text」の欄に書き取ります。)
  H・−・−・

  そして試験に入ります。和文のときと同じように、「シケン シケン」
 5秒の間隔をあけて、試験の電文が流れてきます。なお、2通目の電文
 は、「HR HR」は打たれません。NRから始まります。
  欧文の場合、字数に関係なく、次々と打電されてきますので、1枚の受信 用紙が一杯になったら、
  すばやく次の用紙に移らねばなりません。このときの脱字をいかにしてなくすかも、ポイントです。

 送信は、受験番号と氏名を打ち、試験文を打電します。練習はありませんが、電鍵の調整時間があり
 ますし、自分の電鍵が使用できます。